10月16日CS第3戦 ロッテがうっちゃった
ロッテ4‐3ソフトバンク(ロッテ2勝1敗)
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
びっくりした!というかこれぞプロ野球のだいご味という試合でした。
最後の最後にロッテが試合をひっくり返し、クライマックスシリーズファイナルステージに駒を進めました。
ロッテ小島(おじま、と呼ぶんですな)とソフトバンク和田の両左腕が先発しました。
和田が42歳、小島が27歳で15歳差、早稲田の先輩後輩対決でした。
和田投手は2003年に自由枠で当時のダイエー(今のソフトバンク)に入団、2011年に海外FA権を行使し米国へ。しかし故障もあり実質働けたのは14年・15年の2年間で21登板、5勝5敗、3.36で帰国。古巣のソフトバンクに戻り現在に至ります。ヤクルトの石川と球界最年長を競っているわけです。
その和田と小島の力投もあり、その後を継いだ中継ぎも踏ん張り、9回まで0‐0という緊迫した投手戦が続きます。
ファイナルステージに進む条件はソフトバンクは勝利、ロッテはシーズン2位のハンデで引き分けでもファイナル進出でした。
0‐0の緊迫した場面、ロッテ吉井監督の脳裏には「引き分けでもOK」なんて思ったのかどうかですが、延長10回にドラマが訪れます。
10回表のマウンドに吉井監督は澤村を送ります。この澤村が散々で2アウトは取りましたが3被安打2失点で3塁にランナーを残して坂本に後を託しますが、元ヤクルトの坂本は第1戦同様またまた打たれて3失点目を喫します。
この坂本投手は昨年シーズン中に山本と交換トレードされましたが、今期は51登板、47.2回を投げ1勝16H、3.21とまあまあの活躍でしたが、このひりひりするようなクライマックスシリーズの舞台はちょっと荷が重かったか。
一方のソフトバンクは先発和田が5回無失点で終えると、後を又吉・ヘルナンデス・藤井・松本とつなぎ、9回に守護神オスナを使ってしまいました。10回は津森でした。津森は今シーズン58登板、4勝4敗、22Hで3.51と悪くはなかったのですが、10回表に突如ロッテ投手陣が崩れたことが連鎖するのでしょうか、これもプロ野球あるあるです。
津森が打ち込まれ、今期1本しか本塁打を打っていないロッテ藤岡に同点3ランを打たれてしまいます。
そしてマウンドは大津に代わりますが、2アウトランナー1塁で安田に長打?を打たれ1塁ランナーの岡が一気に決勝のホームを陥れました。
9回にソフトバンクが3点も取ったことで「勝負あった」と思ったのですが、本当にドラマです。
ロッテが公式戦でも最後の最後に滑り込みで2位に上がったように、このファーストステージでも最後に見せてくれました。この勢いでファイナルステージでオリックスを突破できるか。オリックスの壁は厚い。
上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています